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2012/7/11

経済産業情報

独養殖生産量、2011年は3.9万トンに

この記事の要約

独連邦統計局が4日発表した2011年の国内養殖生産量は3万9,000トンだった。ムール貝が全体の53.1%を占め、魚の合計(46.6%)を上回った。ムール貝は海で養殖される関係で、生産高が年によって大きく異なるという。\ […]

独連邦統計局が4日発表した2011年の国内養殖生産量は3万9,000トンだった。ムール貝が全体の53.1%を占め、魚の合計(46.6%)を上回った。ムール貝は海で養殖される関係で、生産高が年によって大きく異なるという。

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魚ではマス類とコイが圧倒的に多く、マス類は計1万1,000トン、コイは5,100トンに上った。マスではニジマスが大部分を占める。

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ニジマスの養殖(計8,100トン)は南部州に集中しており、バーデン・ヴュルテンベルク州は2,500トン、バイエルン州は1,600トンを記録した。

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コイはバイエルンとザクセン州がそれぞれ1,800トンで最も多く、これにブランデンブルク(700トン)が続く。同3州はコイ養殖生産量の84%を占める。

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養殖事業者数は4,762カ所で、そのうち3,800カ所は養殖池を利用している。養殖池の平均面積は6ヘクタール。

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