ドイツ交通クラブ(VCD)が18日発表した2012/13年版「環境に優しい自動車リスト」で、独フォルクスワーゲン(VW)の天然ガス自動車「eco up!」が昨年1位のレクサス「CT 200h」を抜いて総合1位に選ばれた。天然ガス車が1位となったのは今回が初めて。日本車は9モデルがトップ10入りを果たした。全体的にはハイブリッド車の優位が目立つ。(表を参照)
\走行1キロメートル当たりの二酸化炭素(CO2)の排出量ではeco up!とトヨタ「ヤリス」がともに79グラムで最も少なかった。3位は現代自動車の「i20 blue 1.1. CRDi」(同84グラム)。調査対象400モデルのうち90グラムを下回ったのは10モデル、同95グラムを下回ったのは30モデルに上った。
\VCDはランキング作成に当たって、排ガスのほか、騒音も考慮に入れた。排ガス性能で1位となったヤリスはノイズが大きかったため、総合では7位にとどまった。
\車種別のランキングでは、コンパクトカーでCT 200h、ファミリーカーでトヨタ「プリウス」、7シート車でトヨタ「プリウス+」がそれぞれ1位に選ばれた。
\