ドイツ連邦統計局が10日発表した2012年7月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を1.9%上回り、2カ月ぶりに増加した。ユーロ圏外と国内売上がそれぞれ2.4%、2.2%増えて全体をけん引、ユーロ圏も0.4%増加した。
\伸び率が最も大きかった産業は自動車・自動車部品で5.8%を記録。これに機械(3.3%)、金属製造・加工(3.0%)が続いた。主要産業で減少したのは電気設備(1.9%減)だけだった。
\1-7月期の製造業売上は物価・営業日数調整後の実質で前年同期比0.4%増となった。ユーロ圏外が4.0%増えたことが大きく、国内は±0%、ユーロ圏は-3.5%と振るわなかった。
\