米自動車大手General Motors(GM)の独子会社Opel(リュッセルスハイム)は6日、オーストラリアとチリ市場に参入したと発表した。ユーロ危機の影響で足元の欧州市場は縮小しており、同社は欧州域外の市場開拓が緊急の課題となっている。
\オーストラリアでは小型車「コルサ」、コンパクトカー「アストラ」、中型車「インシグニア」の販売を開始した。販売拠点は計17カ所あり、各州の州都にはすべて配置している。
\チリ市場にはコルサ、アストラ、インシグニアに加え、ミニバン「メリーバ」も投入した。
\両国ではここ数年、ドイツ車の市場シェアが一貫して増え続けており、Opelはドイツブランドを前面に押し出してマーケティングを行っている。昨年参入したイスラエル市場では販売が順調に推移しているという。
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