自動車大手の独Daimler(シュツットガルト)は9月28日、戦略提携先のRenault・日産との協力関係を拡大すると発表した。新たに低燃費エンジンとトランスミッションの分野で協力する。
\ターボチャージャー付きの直噴4気筒ガソリンエンジンを共同開発する。同エンジンは燃費が良く、排ガス量も低減できるのが特徴。開発はDaimlerとRenaultが手がけ、3社が共同生産。2016年から3社の車両に搭載する。
\トランスミッションの分野ではDaimlerが日産と同社の高級ブランド・インフィニティ向けに技術供与を実施。日産子会社ジヤトコのメキシコ工場で生産する。同トランスミッションはアイドリングストップに対応した技術と、パーク・バイ・ワイヤー、シフト・バイ・ワイヤー技術を搭載。16年から両ブランド車に投入される予定だ。
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