格安長距離バス運営会社のDeinbus (フリードリヒスハーフェン)が路線網を大幅に拡充する。ドイツの長距離バス市場が2013年から完全に自由化されることを踏まえた計画で、同年末までに国内全域に路線を張り巡らす意向だ。アレクサンダー・クーア社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにした。
\ドイツでは鉄道を保護する目的で長距離バスの運行が制限。定期バスが認められるのは鉄道と並行しない路線か、鉄道によりも低価格で早く走行できる場合に限られていた。
\同社はこれまで、乗客をインターネットで募り、一定の利用人数に達した場合にのみ運航する乗合仲介業務を主に行ってきた。今後は大都市を結ぶ定期路線バスを運行する計画だ。
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