照明大手の独オスラムと韓国のLGエレクトロニクス、LGイノテックは2日発表の共同プレスリリースで、発光ダイオード(LED)特許のライセンス供与について合意したと発表した。これに伴い同分野の特許をめぐって世界的に繰り広げてきた訴訟合戦も終了する。合意内容の詳細は非公開。オスラムは同様の争いを展開してきたサムスン電子との間でも8月に和解しており、LED特許をめぐる韓国メーカーとの係争は今回の合意によりすべて終了する。
\オスラムは昨年6月、サムスンとLGグループに特許を侵害されたとして、当該技術の利用と特許侵害製品の輸入の禁止、および損害賠償を求める訴訟を米国、ドイツ、韓国、日本、中国の5カ国で起こした。韓国2社が特許料金の支払いを停止したことなどを受けた措置。これに対しサムスンとLGはオスラムを相手取って逆訴訟を起こしていた。
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