市場調査大手のGfKが26日発表したドイツ消費者景況感指数の12月向け予測値は5.9となり、前月の6.1(修正値)から0.2ポイント低下した。景気の見通しに関する11月の指数(12月向け予測値の算出基準の1つ)は低水準ながら1.2ポイント増のマイナス14.6へと改善したものの、所得の見通しと高額商品の購入意欲に関する指数がともに悪化したため、トータルでやや落ち込んだ格好だ。
\所得の見通しと高額商品の購入意欲に関する指数の水準自体は高く、それぞれ17.8、29.4を記録した。長年の平均値であるゼロを依然として大きく上回っている。
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