育児休業給付金(Elterngeld)の受給者に占める就労者の割合が増加している。連邦統計局の22日の発表によると、子供の出生前の1年間、仕事をしていた人が受給者に占める割合は2011年4-6月期に女性で66%、男性で89%に達し、2008年通期の各55%、82%を上回った。同給付金は就労者の育児支援を念頭に導入された経緯があり、利用者に占める就労者の比率上昇は所期の目的が達成されつつあることを意味する。
\同比率が男性で最も高い州はバイエルンで92%に達した。これにザクセン、シュレスヴィヒ・ホルシュタインが続く。最低は都市州のベルリンとブレーメンで86%を下回った。女性ではザクセンとブランデンブルクがそれぞれ75%で最高。最低はブレーメンの55%だった。
\第2四半期に子供が生まれた男性に占める育休給付金受給者の割合は27.3%だった。女性の同95%強に比べると大幅に低いものの、過去最高を更新したという。
\育児休業給付金は仕事を持っていない場合でも最低限度額の300ユーロを受給できる。
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