中国の通信機器大手、華為技術は21日ベルリンで晩餐会を開催し、ヨシュカ・フィッシャー元外相をはじめとする政治家やジャーナリストを招待した。同社に対しては納入した通信設備を利用して中国政府のためにスパイ活動やサイバー攻撃用のインフラ構築を行っているとの批判があり、米英豪政府は取引を拒絶している。華為技術はこうした事情を踏まえ、信頼獲得に向けたロビー活動を開始した。『ハンデルスブラット』紙が22日付で報じた。
\陳黎芳取締役は同紙に対し「わが社は米国での問題から学んだ」と発言。今後は各国政府、マスコミとのコミュニケーションを強化していく方針を明らかにした。
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