産業用バイオテクノロジー企業の独BRAIN（ツヴィンゲンベルク）は11月27日、資本増強計画を発表した。第3社割当増資を実施して総額6,000万ユーロを調達。技術基盤の拡大や企業の成長戦略に充てる。産業用バイオ業界では過去最大の資金調達になるという。
\BRAINはドイツ最大の産業用バイオ企業で、1993年の設立時から自然のプロセスを利用した製法で製品を生産している。事業は主に他社との提携を通して行っており、現在は独エネルギー大手のRWEと共同で二酸化炭素（CO2）に関するプロジェクトを実施中。
\BRAINは企業買収や提携を通して事業を拡大していく方針で、新たな市場の開拓に役立つ企業を獲得する意向だ。
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