自動車大手の米General Motorsと戦略提携先の仏PSA Peugeot Citroenは12月20日、車両の共同開発や部品の共同調達で合意したと発表した。2月に取り決めた枠組み合意に基づく措置で、5年以内に両社合わせて年20億ドル(15億ユーロ)のコスト削減を目指す。
\GMの欧州ブランドOpel/Vauxhallと、Peugeot、Citroenの車両合わせて3種類を共同開発する。対象となるのはコンパクトバンや多目的小型車など小型のモデルで、2016年から順次、市場投入していく。小型で燃費の良い次世代ガソリンエンジンも共同開発する。両社は各ブランドの個性を喪失しないよう注意する意向だ。
\共同調達に向けては欧州に合弁会社を設立する。
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