ドイツ機械工業連盟(VDMA)が10日発表した独業界の2012年11月の新規受注高は前年同月比で実質3%減となり、3カ月ぶりに後退した。9月と10月はユーロ圏外からの受注が大きく増えており、その反動が出た格好。国外は4%減少し、国内も2%落ち込んだ。
\特殊要因による統計上のブレが小さい3カ月単位の比較をみると、9~11月は前年同期比で5%増加した。国内は6%減少したものの、国外が10%増えて、全体が強く押し上げられた格好。国内需要は依然として低迷しているものの、VDMAのエコノミストは「底を打った」とみている。
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