ドイツ連邦統計局が21日発表した2012年の生産者指数は前年比の上昇率が2.1%となり、11年の同5.7%から大幅に縮小した。景気減速が反映された格好。
\物価への影響力が最も大きいエネルギーの価格は3.7%上昇した。エネルギーを除いたコアの物価上昇率は1.3%にとどまる。
\中間財の上げ幅は0.6%。化学基礎原料は3.6%上昇したものの、金属は3.0%後退した。投資財は前年比プラス1.1%だった。
\非耐久消費財は2.7%上がった。食料品が3.5%上昇。特に砂糖(上昇率30.8%)、牛肉(同9.8%)、豚肉(7.7%)で上げ幅が大きかった。耐久消費財は平均1.7%高くなった。
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