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2013/2/20

総合 - ドイツ経済ニュース

被用者の4人に1人が週末も勤務

この記事の要約

週末も定期的に勤務する被用者の割合が2001年の20.6%から11年には25.3%へと増加したことが、左翼党の質問に対する政府回答で分かった。介護などのサービス部門で働く人が増えていることが背景にあり、夜間労働を定期的に […]

週末も定期的に勤務する被用者の割合が2001年の20.6%から11年には25.3%へと増加したことが、左翼党の質問に対する政府回答で分かった。介護などのサービス部門で働く人が増えていることが背景にあり、夜間労働を定期的に行う被用者とシフト労働を行う被用者もそれぞれ7.8%から9.4%、13.6%から15.6%に拡大した。

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連邦労働保護・産業医療庁の関係者は『ヴェルト』紙に対し、夜間労働などは健康上のリスクや事故を起こす確率を高めると懸念を表明した。フォンデアライエン連邦労働相は週末・夜間手当を支給されないなどの違法行為がない限り規制を強化する必要はないとの立場を示している。

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