中国の建機大手、三一重工の独子会社Putzmeister(アイヒタール)は買収を通して新たな事業分野を開拓する計画だ。ノルベルト・ショイヒ社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、農業機械や消防車は考えられる分野だとしている。
\Putzmeisterはコンクリートポンプの有力メーカーで、三一重工には昨年4月に買収された。三一重工はその際、同子会社の売上高を2016年までに11年の5億7,500万ユーロから20億ユーロへと拡大する目標を設定した。
\Putzmeisterは12年、内部成長で売上高を前年比およそ20%増の6億8,000万ユーロに拡大した。ただコンクリートポンプ市場は規模が小さいため、目標達成には買収が不可欠で、昨年はトラックミキサー製造のIntermixを手に入れた。
\小型買収の資金は自ら捻出する方針。大型買収の場合は資金が足りないため、三一重工の協力を仰ぐことになるという。
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