旅行大手Thomas Cook傘下の航空会社Condor(フランクフルト)は長距離用旅客機2機の駐機拠点をフランクフルト空港からミュンヘン空港に移管する。空港使用料が高いためで、冬季フライトから実施する予定だ。
\『フランクフルター・アルゲマイネ』紙によると、フランクフルト空港を出発する旅客機には重量1トン当たり2.5ユーロの基本料金がかかり、ミュンヘン空港の同2.38ユーロに比べ高い。また、騒音や二酸化炭素(CO2)の排出、空港使用料、セキュリティ料金も含めた長距離機の料金負担総額はフランクフルトが1万2,000ユーロ強であるのに対し、ミュンヘンは9,000ユーロ弱にとどまるという。
\深夜発着が禁止されたこともフランクフルト空港のマイナス要因で、Condorは航空機をミュンヘン空港に追加移管する可能性を排除していない。
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