ドイツ連邦カルテル庁は3月27日、食品大手のネスレに2,000万ユーロの課徴金支払いを命じた。長年にわたり菓子、ホット飲料、ペットフード、冷凍ピザなどの分野で他社と違法な価格調整や情報交換を行っていたため。
\同カルテルにはネスレを含め計5社が関与しており、カルテル庁は2011年、早期に捜査の終了したクラフトフーズ、ユニリーバ、Oetkerの3社に総額約3800万ユーロの課徴金支払いを命じた。最初に通報し捜査に協力したマースは罰金を全額免除された。
\支払い命令に異議がある場合、ネスレはデュッセルドルフ高等裁判所に提訴できる。
\