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2013/7/31

総合 - ドイツ経済ニュース

独消費者景況感、07年以来の高水準に

この記事の要約

市場調査大手GfKが30日発表したドイツ消費者景況感指数の8月向け予測値は7.0となり、前月の6.8(確定値)から0.2ポイント上昇した。景気、所得、高額商品の購入意欲に関する指数がすべて良好で、07年9月以来の高水準を […]

市場調査大手GfKが30日発表したドイツ消費者景況感指数の8月向け予測値は7.0となり、前月の6.8(確定値)から0.2ポイント上昇した。景気、所得、高額商品の購入意欲に関する指数がすべて良好で、07年9月以来の高水準を記録した。

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景気の見通しに関する7月の指数(8月向け予測値の算出基準の1つ)は前月の1.1から4.3へと3.2ポイント上昇した。改善は3カ月連続。企業景況感の好転などが反映されたもようだ。

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所得の見通しに関する指数(同)も前月の36.2から42.8へと6.6ポイント上昇した。これまで同様、雇用の安定と実質賃金の増加が追い風となっている。

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こうした状況を背景に高額商品の購入意欲に関する指数(同)も36.5から40.7へと4.2ポイント上昇した。歴史的な低金利で預金のメリットが低下するとともに、銀行融資を受けやすくなっていることも同指数の押し上げ要因で、住宅の新改築や家具需要が高まっている。

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