米自動車大手Fordの独子会社Ford-Werkeは5日、本社所在地ケルンのエンジン工場の生産規模を引き上げたと発表した。8月からシフト数を1日1回から2回に拡大、小型ガソリンエンジン「Ecoboost」の生産数を1日当り1,000基以上に倍増させた。
\Ecoboostは排気量1リットルのターボチャージャー付き3気筒エンジン。ガソリン5リットルで100キロ走行できる。2012年から欧州で投入してきたが、今後は世界全体に拡大。グローバルレベルで年最大130万基を生産する。搭載対象となるモデルは「Fiesta」「Focus」「C-Max」「B-Max」「Transit」。
\ケルンのエンジン工場は11年11月に生産を開始した。同社は新たな生産ラインの敷設に1億3,000万ユーロを投じている。
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