総合医療大手の独フレゼニウスは4日、点滴製品子会社フレゼニウス・カービが南米エクアドルで計2社を買収すると発表した。現地事業を強化する考えで、医薬品卸のメディスミ（Medisumi）と注射用抗生物質製造のラブファーム（Labfarm）を傘下に収める。ロイター通信が消息筋の情報として報じたところによると、買収金額は100万ユーロのケタ台の前半～半ば。エクアドルの昨年の医薬品市場規模は前年比7％増の13億ドルで、ラテンアメリカで7番目に大きい。
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