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2014/11/12

経済産業情報

独で鳥インフルエンザ発生、欧州初のH5N8亜型

この記事の要約

独メクレンブルク・フォーポマーン州農業省は5日、同国東部のハインリヒスヴァルデ村の養鶏所で鳥インフルエンザが発生したと発表した。ウィルスは毒性の強いH5N8亜型で、これまでは韓国でしか検出されていなかった。6日にシチメン […]

独メクレンブルク・フォーポマーン州農業省は5日、同国東部のハインリヒスヴァルデ村の養鶏所で鳥インフルエンザが発生したと発表した。ウィルスは毒性の強いH5N8亜型で、これまでは韓国でしか検出されていなかった。6日にシチメンチョウ3万1,000羽を殺処分した。

同養鶏所では先週末からインフルエンザの兆候が出ていた。このためフリードリヒ・レフラー研究所に検査を依頼したところ、5日にH5N8亜型が検出されたという。

州当局は5日、半径3キロ圏を封鎖地区、同10キロ圏を監視地区に指定。6日には50キロ圏内で家禽の屋外飼育を禁止した。