ドイツ鉄道（DB）は20日、同社に車両を納入するカナダのボンバルディアと和解したと発表した。DBはボンバルティア製車両でトラブルが相次いだため、損害賠償請求訴訟を起こしていた。今回の取り決めの詳細は公表しないことで合意しており、明らかにされていない。
DBは2013年、ボンバルディアを相手取って複数の裁判を起こした。ボンバルディアから調達した近距離列車、都市鉄道（Sバーン）で車体傾斜技術、車軸、ブレーキに問題があったためだ。DBは連邦鉄道庁から速度制限や点検頻度の引き上げを命じられたこともあり、損賠訴訟に踏み切っていた。
