独連邦銀行（中銀）は17日、国内世帯の2014年第4四半期（10～12月）の金融資産総額が前期比1.4％増の5兆724億ユーロとなり、過去最高を更新したと発表した。低金利というマイナス要因にもかかわらず、雇用の安定と所得の増加を背景に金融資産は拡大が続いており、前年同期比では4.3％増加した。
債券が前期比4.0％減の1,622億ユーロに落ち込んだ以外はすべて増加した。現金・預金は1.8％増の1兆9,976億ユーロ、株式およびその他の出資は2.4％増の5,089億ユーロ、投資ファンドは2.5％増の4,425億ユーロ、保険は1.0％増の1兆9,249億ユーロだった。
