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2015/10/7

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フォルクスワーゲン―エンジン工場で増産見合わせ―

この記事の要約

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が独北部のザルツギターにあるエンジン工場で増産計画を見合わせることが分かった。ディーゼル車の排ガス不正問題の発覚を受けて車両の販売減が予想されるためで、生産シフトを […]

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が独北部のザルツギターにあるエンジン工場で増産計画を見合わせることが分かった。ディーゼル車の排ガス不正問題の発覚を受けて車両の販売減が予想されるためで、生産シフトを週に1シフト増やすとした計画を凍結した。VWの地元紙『ヴォルフスブルガー・アルゲマイネ』が報じ、同工場の広報担当者が追認した。

ザルツギター工場ではガソリンエンジンとディーゼルエンジンを生産している。生産規模は1日当たり約7,100基で、VWグループの主力エンジン工場となっている。従業員数は約7,000人。

一方、VWの金融子会社フォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービシズでは新規採用を年内は見合わせることを決めた。広報担当者がロイター通信などに明らかにしたもので、念のための措置と説明している。派遣社員と学生アルバイトの契約も更新しない方向だ。

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