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2016/10/19

企業情報

ボッシュ―ソフト開発のITK買収―

この記事の要約

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は13日、システム・ソフト開発の有力企業である独ITKエンジニアリングを完全買収することで合意したと発表した。自動運転やモノのインターネット(IoT)などで重要性を増すソフト […]

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は13日、システム・ソフト開発の有力企業である独ITKエンジニアリングを完全買収することで合意したと発表した。自動運転やモノのインターネット(IoT)などで重要性を増すソフト開発の分野で競争力を高める考えだ。買収金額は明らかにしないことで合意した。取引の成立には独禁当局の承認が必要。

ITKは1994年の設立で、西南ドイツのリュルツハイムに本社を置く。自動車のほか、医療機器、鉄道機器業界向けに開発サービスを手がけている。ドイツとオーストリア、スペイン、日本、米国に事業拠点を持つ。従業員数は2005年時点で50人だったが、現在は800人を超える。昨年は6,700万ユーロを売り上げた。ボッシュはITKを開発サービス子会社ボッシュ・エンジニアリングの傘下に組み込む。

ボッシュ・エンジニアリングは高額な少量生産車向けにシステム・ソフトの開発サービスを手がけている。世界9カ国に15拠点を展開。従業員数は2,200人に上る。ITKの買収により自動車業界向け事業を強化するとともに、他の業界にもサービスを拡大する。

ITKはグローバルに事業を展開するボッシュの傘下企業となることで、事業の国際化を推進する。

ドイツの自動車メーカーや有力サプライヤーは自動運転やコネクテッドカーなど今後の競争力を左右する事業を強化するために、ソフト技術者の獲得に注力している。ボッシュでは自動車分野の技術者(4万7,000人)の約3分の1をソフト技術者が占める。

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