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2020/2/26

経済産業情報

新型肺炎が独スポーツ用品大手を直撃、ICT業界では部品供給に支障も

この記事の要約

中国は市場のほか、製品の供給元としても重要であるため、長期化すると業績が下振れする懸念がある。

プーマは世界で販売する製品の約20%を中国から輸出しているため、生産能力の低下が長期化すると業績が押し下げられることになる。

アンケートに参加した企業の35%は中国のサプライヤー、パートナーと取引し、23%は同国に顧客を持っている。

中国を中心に流行する新型コロナウイルスによる肺炎の影響がドイツ企業にも出ている。スポーツ用品大手アディダスは19日、旧正月(春節)に当たる1月25日以降、同国の売上高が85%落ち込んでいることを...