ドイツの風力発電プロジェクト会社Innovative Wind Concepts(IWC)が、ブルガリア北東部のシュメン近郊で風力発電パークの建設を計画している。現地の『ソフィア・モーニング・ニュース』紙によると、同国の経済エネルギー省は先ごろ、同投資計画を最重要プロジェクトに認定したという。
\IWCは今回の計画で、発電能力2~3メガワット(MW)の発電タービン21基を設置する。総工費は1億5,000万レフ。2013年に稼働予定で、年10万メガワット時の発電量を見込んでいる。
\IWCは風力発電プロジェクト会社の独WKN Windkraft Nordと電機大手シーメンスのインフラプロジェクト子会社Siemens Project Ventures(SPV)の合弁会社。主に中東欧地域で風力発電パークを建設しており、ブルガリアではドブリチ州でも発電能力140MWの発電施設の建設を進めている。同計画も最重要プロジェクトの認定を受けている。(1BGN=56.39JPY)
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