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2026/6/3

東欧経済ニュース速報

日本製鉄、スロバキア子会社の製鉄所に電気炉導入

日本製鉄はスロバキア子会社のUSスチール・コシツェ(USSK)に電気炉を導入す る。USSKの製鉄所を大幅に刷新する計画の一環。低排出・低コストの生産体制に切 り替え、規制の厳格化や需要低迷などの圧力にさらされる欧州鉄鋼業界での生き残 りを図る。英字紙『スロバキア・スペクテーター』が5月28日に報じた。 同国東部コシツェの製鉄所に年産能力150万トン〜210万トンの電気炉を設置し、石 炭を多用する製造プロセスの一部を電力と鉄スクラップに置き換える。電気炉の生 産量はフル稼働時には同製鉄所の粗鋼生産能力(450万トン)の約半分を占める見 込み。日本製鉄によると、これにより二酸化炭素(CO2)の排出量が56%、窒素酸 化物が同25%削減される。2027年に建設を開始し、30年までに稼働を開始する。 日本製鉄は先月、USSKを完全子会社化するとともに、欧州の中核拠点と位置付ける 方針を明らかにした。今回の計画は、コシツェ製鉄所の操業を維持し、近代化を図 る意向を明確に示すものと好意的に受け止められている。