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2025/2/12

東欧経済ニュース速報

ポーランド、BEV購入奨励プログラムがスタート

ポーランド政府が今月1日、バッテリー式電動乗用車(BEV)の普及促進に向け、購 入・リースを援助するプログラム「NaszEauto」を開始した。欧州連合(EU)から の助成金を活用し、来年6月末まで、1台当たり最大4万ズロチ(約9,500ユーロ)を 支援する。 同プログラムの実行を担当するのは、環境保護・水管理基金(NFOSiGW)だ。欧州 復興基金から得た16億ズロチ(3億8,000万ユーロ)を助成に充てる。税抜き価格22 万5,000ズロチ以下の新車の購入、リース、レンタルを対象にする。 個人の基本助成額は1万8,750ズロチ。同時に古いエンジン車を廃車する場合には1 万ズロチ、年収が13万5,000ズロチの低所得者の場合は1万1,250ズロチ、それぞれ 増額される。 3人以上の子どもを養育する家庭に支給される「大世帯カード」の所有者は、基本 助成額が約3万ズロチ。廃車報奨金は5,000ズロチ、低所得者特別助成は5,000ズロ チだ。 リース・レンタルの場合は基本助成額が最大3万ズロチで、廃車報奨金が5,000ズロ チ、低所得者特別助成は5,000ズロチとなる。 自営業者は基本助成額が最大3万ズロチで、廃車報奨金が1万ズロチ。 2023年の統計によると、ポーランドはEU加盟国のなかでもバッテリー式電動乗用車 の普及率が0.2%で、ギリシャ、キプロスと並んで最も低い(EU平均は1.7%)。政 府は助成プログラムを通じて普及を促進したい意向だ。 ただ、社用車への適応がないことや、昨年の個人・自営業者のBEV購入台数が3,000 〜4,000台に過ぎないことから、業界からは大きな普及の後押しにはならないとい う声が出ている。