ライン・ヴェストファーレン経済研究所(RWI)は20日、ドイツの協定賃金が今後も順調に上昇するとの見方を明らかにした。労働需要の拡大が続くためで、今年は2.8%、来年も2.6%上がると予想している。インフレ率は今年1.6%、来年2.0%にとどまるため、実質賃金も増加するという。
\RWIによると、失業者数は今年7,000人減少。就労者数は40万人強増の4,204万人に達し、これまでに引き続き過去最高を更新する。
\個人消費の拡大を踏まえ、RWIは13年の国内総生産(GDP)成長率を従来予測の0.3%から0.6%に上方修正した。14年は2.1%を見込む。
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