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2025/11/6

ドイツ経済ニュース速報

乗用車新車登録10月も増加、3台に1台がBEV ・PHVに

ドイツ連邦陸運局(KBA)が5日に発表した10月の乗用車新車登録台数は25万133台と なり、前年同月を7.8%上回った。増加は4カ月連続。環境対応車の需要がこれまでに 引き続き旺盛で全体が押し上げられた。コロナ禍前の19年同月に比べると12%少な い。 1〜10月の累計は前年同期比0.5%増の236万481台。19年同期比では22%落ち込んだ。 10月の新車登録を動力源別でみると、電気自動車(BEV)は前年同月比47.7%増の5万 2,425台と大きく拡大。プラグインハイブリッド車(PHV)も60.0%増の3万946台と極 めて好調だった。PHVを含むハイブリッド車(HV)は10万1,598台で、19.5%増えた。 純粋な内燃機関車はガソリン車が12.9%減の6万4,706台、ディーゼル車が同15.8%減 の3万462台とこれまでに引き続き落ち込んだ。 シェアをみると、BEVは前年同月の15.3%から21.0%、PHVは8.3%から12.4%へと拡 大。HVは4.0ポイント増の40.6%に上昇した。ガソリン車は32.0%から25.9%、 ディーゼル車は15.6%から12.2%に低下している。BEVとPHVの合計のシェアは33.4% (前年同月23.6%)、BEVとHVは同61.6%(51.9%)に上った。 環境対応車のシェア拡大を受け、走行1キロメートル当たりの新車の二酸化炭素 (CO2)排出量は前年同月比11.4%減の100.6グラムと大幅に低下した。 伸び率が最も大きかった部門は超小型車で、31.2%に達した。中型車(25.8%増)、 SUV(16.3%増)、ミニバン(16.2%増)も好調だった。大型バン(38.6%減)と大 型車(34.7%減)は振るわなかった。 シェアはSUVが最も大きく、33.9%(前年同月31.4%)に上った。これにコンパクト カーが17.1%(18.4%)、小型車が12.0%(12.1%)で続いた。4位はオフロード車 で10.6%、5位は中型車で8.7%だった。 各ブランドの実績をみると、伸び率が最も大きかったのは前月同様、中国のBYDで、 866.3%増の3,353台を記録した。シェア(1.3%)は2カ月連続で1%を超えた。伸び 率2位はアルピーヌ(441.7%増の130台)、3位はベントリー(414.3%増の36台)、4 位はアストンマーチン(411.1%増の46台)と欧州勢が占めた。 ドイツ車ではMAN(72.4%増の100台)、ミニ(30.2%増の3,510台)、BMW(24.3%増 の2万3,563台)、アウディ(15.5%増の1万9,091台)が2ケタ台の伸びを記録。VW (9.9%増の4万8,274台)、フォード(6.1%増の8,321台)、メルセデス(4.3%増の 2万4,225台)、オペル(0.8%増の1万3,345台)も前年同月を上回った。ポルシェ (11.8%減の2,524台)とスマート(43.3%減の484台)は減少した。 日本車はすべて減少した。各ブランドの実績はスズキが2.5%減の1,747台、日産が5. 7%減の2,068台、ホンダが9.6%減の567台、マツダが19.2%減の3,081台、トヨタが 20.0%減の7,310台、レクサスが33.4%減の394台、スバルが36.0%減の247台、三菱 が56.0%減の876台となっている。 日本車以外の主な輸入ブランド(シェア1%以上)ではMGロエベ(94.7%増の2,788 台)、シュコダ(23.6%増の2万2,225台)、現代(14.7%増の8,215台)、セアト (12.6%増の1万3,246台)、フィアット(12.4%増の4,012台)、ダチア(5.2%増の 5,876台)、シトロエン(2.8%増の4,099台)が増加。起亜(3.7%減の5,168台)、 ルノー(5.7%減の5,106台)、ボルボ(11.7%減の4,492台)、プジョー(31.3%減 の4,979台)は減少した。前月に久しぶりにシェアを1%台に回復させたテスラは 53.5%減の750台と振るわず、シェアは0.3%に縮小した。 中国車はリープモーターが942台、シャオペンが259.0%増の359台、リンク・アン ド・コーが193.8%増の47台、GWMが84.7%減の33台、NIOが6.7%増の16台、DEEPALが 1台、オモダが0台、チェリーが0台だった。ベトナムのビンファストは125.0%増の45 台、トルコのトッグは6台となっている。