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2026/1/8

ドイツ経済ニュース速報

11月の製造業新規受注+5.6%、軍需けん引で3カ月連続増に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が8日に発表した11月の製造業新規受注指数(2021年 =100)は、物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比5.6%増の 92.8(暫定値)となり、23年12月以来の水準まで回復した。増加は3カ月連続。前月 に引き続き軍用品の大型受注で水準が強く押し上げられており、その効果を除いた ベースでは上げ幅が0.7%にとどまった。 新規受注を地域別でみると、国内が6.5%増、国外が4.9%増とともに大きく伸びた。 国外はユーロ圏(ドイツを除く)が8.2%増、ユーロ圏外が2.9%増だった。 指数をみると、国内が95.0、ユーロ圏が99.2、ユーロ圏外が86.3となっている。ユー ロ圏外は通商・地政学問題の影響で5月の96.2を直近のピークに低下傾向にある。 部門別でみると、投資財は7.9%増と大幅に拡大した。国内が9.6%、ユーロ圏が 12.7%の幅で伸びたことが大きい。 消費財も8.2%の伸びを記録した。国内が30.4%増えたためで、ユーロ圏とユーロ圏 外は減少した。 中間財は1.0%増となり、2カ月ぶりに上向いた。ユーロ圏が4.8%、ユーロ圏外が 2.8%増加。国内は1.6%落ち込んだ。 各部門の指数は中間財が81.3、投資財が99.2、消費財が102.4となっている。 産業項目別では、金属製品(25.3%増)とその他の輸送機器(12.3%増)が全体を特 に強く押し上げた。このほか、衣料品(29.6%増)、データ処理装置/光学製品(8. 3%増)で伸び率が大きかった。自動車は0.8%の増加。医薬品(3.5%減)、金属製 造(2.3%減)、繊維(1.0%減)は振るわなかった。 新規受注を特殊要因によるブレが小さい3カ月単位の比較でみると、9〜11月は前期 (6〜8月)比で4.0%増加した。大型受注を除いたベースでも2.1%増えた。 10月の製造業新規受注高は当初の前月比1.5%増から同1.6%増に上方修正された。 11月の製造業売上高(暫定値)は物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベー スで前月を2.7%上回った。10月については当初の0.3%増から0.4%増へと引き上げ られた。