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2025/8/19

ドイツ経済ニュース速報

製造業受注残高6月は変動なし

ドイツ連邦統計局が19日に発表した6月の製造業受注残高指数（2021年＝100）は物価 調整後の実質に営業日数・季節要因を加味したベースで前月と同じ107.7（暫定値） となり、4カ月続いた上昇にストップがかかった。国外は0.4％増えたものの、国内が 0.6％減り足を引っ張った。 部門別でみると、中間財が0.3％減少。投資財は0.1％、消費財は0.6％増加した。 業界別では、構成比重の大きい自動車が1.4％、機械が0.8％の幅で落ち込んだ。その 他の輸送機器（航空機、船舶、鉄道車両、軍用車両）は1.9％拡大した。 受注残月（受注残高が売り上げの何カ月分に相当するかに換算）は前月と同じ7.8カ 月だった。部門別の内訳は投資財が10.7カ月（前月10.7カ月）、中間財が4.3カ月 （4.3カ月）、消費財が3.6カ月（3.6カ月）となっている。 受注残高は前年同月比（物価・営業日数調整値）では5.1％増加した。