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2025/10/22

ドイツ経済ニュース速報

中国が再び独最大の貿易相手国に

中国が米国を抜いてドイツ最大の貿易相手国になった。トランプ関税の影響で対米 輸出が減少するとともに、中国からの輸入が増えたためだ。中国は昨年、9年ぶり に貿易相手国2位に後退したが、再び首位に返り咲いた。独連邦統計局のデータを もとにロイター通信が報じた。 それによると、1〜8月の対中貿易総額は1,634億ユーロとなり、対米の同1,628億 ユーロを上回った。対米は輸出が前年同期比7.4%減の996億ユーロと大きく縮小。 輸入は1.4%増の632億ユーロと小幅な伸びにとどまった。独卸売・貿易業者連盟 (BGA)のディルク・ヤンドゥラ会長は「ドイツの典型的な輸出財である自動車、 機械、化学品の需要が縮小した」と述べた。 対中は輸出が13.5%減の547億ユーロと大幅に落ち込んだものの、輸入が8.3%増の 1,088億ユーロに拡大した。輸出減少の背景には、これまでドイツなどからの輸入 に頼ってきた製品を中国メーカーが製造できるようになっていることがある。 中国製品の輸入が増えたのは、◇中国メーカーの競争力が向上した◇補助金などの 助成政策を背景に中国製品が廉価で流入している◇トランプ関税に伴い中国製品の 輸出先が米国から欧州連合(EU)に変わった——ためだ。IGN銀行のエコノミスト は、ドイツの中国依存が強まるだけでなく、主要産業で競争圧力が高まっていると 指摘した。